なぜ人はHiHi Jetsに惹かれるのか
私がHiHi Jetsにハマってからやっと2年経った。すごく濃くて、今までの人生で1番泣いて笑った24ヶ月だったと思う。
まだまだHiHi及びJr.勉強中の身だが、HiHi Jetsがなぜこれほどまでに私たちの心を揺さぶり、捕らえて離さないのかその理由を勝手ながら分析してみた。
ジャニーズド素人の意見であり、決して他グループを貶めているわけではないのでご容赦を。
まずひとつ目の理由として挙げられるのは5人のキャラクターだと思う。
HiHi担さんがよくおっしゃっているのは、「5人の個性が好き!」と言うことだ。髙橋くんは最年長・MC、橋本くんは天然、瑞稀くんは歌、猪狩くんは国語力・ひらめき、作間くんは身長…など、このような基本項目ですら住み分けができている。
少し話が逸れてしまうが、「可愛い」を主な路線としたメンバーがいないのもグループの個性を広げる助けになっていると私は思う。メンバーが変にかっこつけずに自然体に限りなく近い状態でいてくれるのは大事なことであると思うからである。
そして、ファンがそれぞれの担当を可愛い!と堂々と言えてしまうのはかなり素敵なことだと思うので。
HiHiが素晴らしいと思うことは、わきまえすぎないところだ。確か前に猪狩くんが「俺もピアノは弾けるけど作間に悪いと思って言わなかった」というような趣旨の話をしていた。
「あいつの領分だから挑戦しない」のではなく、「公にはしないけれど、できる」というのがすごいなと思う。HiHi5人で伝説になるという遠い未来を思い描いているからこそ、そういうグループの益となる行動を自然にできるのではないか。
さらにHiHiの5人はバラバラな個性を持っているにも関わらず、全員でひとつの作品を作り上げている感じがするというのがその魅力の一因であると思う。
例えるならば、個々で咲いていても美しい5輪の花が、綺麗な花束として存在しているようだ。普通はそのような状況になると大抵の場合それぞれの花が主張しすぎてしまって汚く見えるものだが、そうなっていないあたりやはりHiHiは黄金比を叶えているグループなのだと言える。
ふたつ目は、彼らの中でHiHi Jetsが手段ではなく目的地になっているところだと思う。
デビューするためにHiHiの一員として頑張る、のではない。「中年になっても5人で笑っていられればいい」というようなことを瑞稀くんが雑誌で言っていたように、5人がそれぞれHiHi Jetsのメンバーとして生きていく未来を主として見ているところがどうしようもなく私たちの心を掴んで離さない。
そもそも人間というのは永遠に憧れる生き物であって、古くから不老不死などが目指されてきた。
だから私たちもHiHi Jetsが高らかに謳う「俺たちは5人で伝説になる」という言葉に惹かれてしまうのだと思う。この不安定な世界、永遠などないこの世において変わらず存在し続けることは不可能である。しかし、だからこそ私たちは彼らの未来に夢を見てしまうのではないか。
HiHi Jetsがおじさんになっても、黄金比を持ったグループであり続ける限りファンはついていくのだろうし、どこまでも駆けてゆく彼らを追いかけていくのだろうと思う。
最後になってしまったが、HiHi Jetsとその未来にどうか幸あれ。