橋本涼くんの沼に落ちた〜沼落ち後半年間の記録〜
これはJr.に興味がなかった女が、HiHi及び橋本涼くんに沼落ちした経過とその後の半年間のゆる〜っと記録である。
Garryのような語彙など持ち合わせていないし、はてブロ自体初なので、それでも良いよ〜!って心の広い方だけ読んでいただきたい。
私がHiHiを初めて見たのは2018年秋の少クラだった。
その時は確かみなみなサマーを披露していたのだが、Jr.に興味がなかった私は変な歌〜と思いスルーしてしまった。
(現在はみなみなサマー大好き人間なため、本当に昔の自分の感性が信じられない)
とにかくローラーでステージを疾駆するグループの存在を私はそこで知った。
次にHiHiを見たのは2018年冬のドル誌だった。
ちょうどその号のHiHiは腹チラしたり流し目したり今見たら鼻血出そうなくらいセクシーな姿を披露していたのだが、その時の私はふうんと思っただけでスルーしてしまった。
しかし、コンビ大賞のページだけはなぜかちゃんと見た記憶がある。
そして私はそこではしみずという神コンビの存在を知った。
受賞コメントでの橋本くんの「俺らもう9年も一緒にいるもんね」発言で私はメチャクチャ驚いた。
この子たち高3よね?まだ18歳なのに9年?!
つまり小3からこの仕事してるってことでしょ?!
すごいな!!!!!
2018年のKing & Prince Islandといえば、当時中1のくぼれんがその愛らしさで多くのジャニーズタレントやファンの心を鷲掴みにしていた頃であり、
それもあってジャニーズ新規な私はJr.になれるのは中学生からと思っていたので、大きな衝撃を受けた記憶がある。
さらに私が当時入れ上げていた某ロイヤルなデビュー組のほとんどがはしみずの後輩にあたるという。
何それ?!歳上後輩多いの?!かっこよすぎない?!?!
と思った。この時点で沼に落ちても良さそうなものだが、信じがたいことに、この時はこれで終わってしまった。
私が再びHiHiを意識したのは2019年2月である。
ザ少年倶楽部でHiHiの披露したKAGUYA、baby goneなどが私の好みに刺さりまくった。
前述した通り、私はジャニーズ新規なため、デビュー組の曲なども未履修のものが多かった。
そんな中で初めてきちんと聞いたKAGUYAは曲自体も素晴らしかったし、何よりNHKホールに映し出された月をバックに舞う姿が美しくてセクシーだった。
そして、baby gone。超カッコいい!と思った。曲の構成も、ジャニーズといえば(私の勝手なイメージの中で)…なギラギラ衣装ではなく、シンプルおしゃれな感じの衣装もすべてが…!
しかし、その頃の私は違うJr.グループの沼に落ちそうな状態だった。
なので、他のグループに沸くなんて!!自分が許せない!!という5歳児並みに幼稚な対抗心(?)を燃やし、心を鬼にしてそれら2曲の披露回の録画をそれぞれ消してしまったのである。
今考えるとめちゃめちゃもったいないことをしたな〜と思って時々昔の自分の愚かな行動を悔やんでいる。
だってKAGUYA今でも大好きなんだもん、橋本くんの「照れないで」とか、ちゃんとファンになってからもう一回TV画面で見たかったんだもん…
そして、Jr.大賞の結果発表の季節となった。
私は投票していなかったが、同じ授業をとっているジャニオタの子たちがなんとなくソワソワしているのは感じていた。
そして当日、順位が気になって購入した雑誌の袋とじを開けると、当時の推しメンの名前は全て20位以内にあり、テンションぶち上がった。そしてそのノリでジャニーズJr.チャンネルの人気動画上位のものを検索して視聴した。
もちろんどの動画も面白かったが、HiHiの動画がすごく好きだった。
特に「即興で演じます。野球部員の家族が崩壊⁉︎」回(エチュード回)は最高に笑わせてもらった。
可哀想な4番のガリさん!あ、はしもっちゃん女子マネなのね!!そっちかーい!(笑)
なんて勝手に一人でツッコミながら見た。
当時気になっていたのは作ちゃんとはしもっちゃん(そう呼んでいた)。
どうでもいい話だが、私の中でギャップ男子ブームが来ている頃で、動画内での2人の発作や天然発言が好きだった。
また私は自他共に認める(?)面食いであり、特に特定のパーツが際立っている人が好みだったため、橋本くんの顔がHiHiでは1番良いな〜と思っていて、カメラロールは彼の顔ばかり…。
目おっきい…かっこよ……
つまり彼に関していえばほぼ顔ファンだったのである。
そんな私が橋本担になる決め手になったのはザ少年倶楽部でのはしみずによる「あなたにお手紙書きましょう」だった。
橋本くんが手紙を読み始めて気づいた。
イケボ!とてつもなくイケボ!!
低い声!!いやいやいや、その顔でイケボはあかんでしょ…!!良いとこありすぎ!ずるい!!
そして彼は「俺は、一番信頼してる人は?って聞かれたら瑞稀って答えます」「最高の相棒さん」発言をした。
その度に客席から起こる黄色い悲鳴。
ちょっと照れる瑞稀くん。私も画面を見ながら叫んだ。
最初はファン受けを狙っているのだと思った。
アイドルなんて計算高い人たちの集まりだと思っていたし、ましてやJr.なんてデビューするための蹴落とし合いの連続だと思っていた。
でも彼の真っ直ぐな瞳を見ていたら、このひとは本心から言葉を紡ぎ出しているんだということに気づかされた。
この時代にこんなに心が澄んでいてやさしいひとがアイドルでいてくれることが奇跡だと思った。気づいたら泣いていた。
絶対にこのひとに報われてほしいと思った。
…そして2019年3月1日から、私の彼に対する"気になる"は"大好き"に変わった。
そしてその後、YouTubeを漁っていると、ジャニーズJr.チャンネルのHiHiの動画に行き当たった。その中で内容が面白そうだった「【不思議】トリックアートを楽しもう!」回を見た。
え、面白い!!動画視聴後、候補として表示された他のHiHiの動画を見る。
確か「大手企業の【入社試験】挑戦してみた!」回や「【ジャニーズ愛】先輩72名の生年月日を観覧車で️暗記セヨ!」回だったと思うが、正直めちゃめちゃ面白かった。
スタッフさん優秀すぎない?!企画最高なんだけど!!と思っていた私は、その後HiHiの動画を合計10本ほど見終わって気づく。
…もしやHiHi Jetsというグループ自体がすっごく面白いんじゃない?!?!?!?!?!
動画の内容ももちろん最高だったが、私は5人が動画内でわちゃわちゃ楽しそうに笑っている姿を好きになってしまったのだと自覚した。
その足でHiHiについて調べたのだが、
彼らの年齢を知って思わず叫んだ。
え?!あの人たちまだ成人してないの?あの背の高い人まだ高1?!嘘だろ?!
しかもあなたたち年齢と比べて歴が長すぎないか?!?!
その時に、HiHiのグループとしてのバランスがどうして良いのか、に気づいた。
他のグループと比べるわけではないが、基本的に構成として「1番の先輩=1番歳上」
なグループが多いため、なんとなく最年長は他メンバーからくん付けされたり特別扱いされるものだと思っていた。
その点HiHiでは最年少も最年長よりも先輩なため、お互いに遠慮せずに意見をぶつけ合ったり、動画内での友達みたいな仲の良さが印象的だった。
HiHiは色々な形のブロックが完璧なバランスをもってして成り立っている儚い塔のようなものだと思った。
誰がいなくなっても加わってもその塔は崩れてしまう。このグループは5人でないと永遠に完成しないし、これほどのひかりを放たないのだと感じた。
…とまあHiHiが素晴らしい理由を考察している間に、気づいたら沼に落ちていた。
そこからはTwitterでHiHi担さんの作ってくれたステマを読み漁った。
作ちゃん頭良いの?!すごい!!はしもっちゃん、ほんとに天然なんだな〜かっこいいな〜!
彼らに溺れ、一気に沼の底に連れて行かれた。
そして、3月末、他界隈で出会ったJr.担のお姉さまにジャニーズJr.情報局の存在を教えてもらった。
食欲を優先してしまう万年金欠オタクなため、ちょっと高いな〜とそのときは思ったが、入会してみると自分がまだ知らなかった頃のHiHiの動画がたくさん見られる素晴らしい場所だった。
そして、私が入会した数日後に唐突にサマステの応募が開始された。
私にとって初めて応募したジャニーズのライブだった。トラジャ担のお姉さまに教えてもらわなかったらHiHiの現場を経験できていなかったと思うと、本当に感謝してもしきれない。この場を借りてお礼申し上げます。
そして、5月末の金曜日の午後、スマホをいじっていると、ちょうどメールが来た。
開くと、「おめでとうございます!第一希望で…」途中で状況を理解し、リアルにスマホを投げてしまった。
嘘でしょ?!?!ジャニーズのライブって倍率めっちゃ高いんじゃないの?!私みたいなド新規が当たっていいのか?!?!
まじまじと見た。本当に当たっていた。3ヶ月ほど先のことだったが、その日から楽しみでしょうがなかった。
余談だが、当時、以前好きだったJr.の名前で登録していて、作間名義でも橋本名義でもなかった。
(恐ろしいことにその後2020年3月まで、お気に入りJr.の変更を忘れていた)
サマステにおいての該当名義ではなく、しかも応募方法を知らなかったためひと公演しか応募しておらず、今考えても当選したのは奇跡だったな〜と思う。
Twitterを始める前の話で当時周りにJr.担はおらず、友達の中で唯一のジャニオタであるNEWS担の子に一緒に行ってもらうのはちょっと気が引けたので、
非オタな母親と連番してもらったのは良い思い出である。
そしてダイエットしなきゃと思いながら行動に移さないままパパママ1番〜(略)当日を迎えた。
前日に人生初のファンレターを書いたのだが、内容はともかく奇異な見た目の作品(?)になってしまい、今でもかなり黒歴史である。
話が逸れたが、東京に着くとその絶望的な地図の読み取り能力でサマステ会場で迷ったものの、会場の各所にいた誘導員さんに尋ねつつなんとかEXシアターにたどり着いた。
風にはためくスカートを抑えつつ、屋上に上がった瞬間のことは鮮明に覚えている。
ファンの皆さんはそれぞれ違う系統の服を着ていて、思い思いの格好というか、自由な格好しても良いんだな〜と思った。
ファン全体の雰囲気があたたかくてすごく良かった。私がイメージしていたようなピリピリした雰囲気はなくて、ああHiHiファンになって良かった、この人たちと一緒の空間にいられて幸せだなぁ、と思って泣きそうになった。
さて、建物内に入ってゾロゾロと歩いていくと暗めの廊下が厳かな感じでちょっと緊張した。
予習した情報ではチケットはあくまで整理券であり、会場内では各自で好きな場所に行けるとのこと…。
私のチケットは遅いわけでもなくかといって早いわけでもない微妙な番号だったので迷ったが、そんな番号でも二段め(?)の最前、手すり後ろの中央が空いていたので迷わずそこにした。
身長は160cmも無かったが身長を盛らずにライブに臨んだのは今考えてもかなり勇気ある決断だったと思う。
HiHiと侍のライブは圧巻だった。セトリと侍のメンカラ以外の情報の予習はしていかなかったため、最初の登場を見てうるっときた。
これが伝説になる5人組なんだなあとか、この1時間ちょっとが私の人生で一番幸せな時間になるんだろうなあと、まばゆい彼らの姿を見ながらぼんやりと思った。
またまた余談だが、実はジャニオタになる前に好きだった他界隈でのライブはいくら応募しても外れ続けて、行ったことがなかった。
つまり幸運なことに、私の人生初のライブはこのHi侍サマステだったということである。
そして当時の私は作間・橋本担だったが、fenceのスーツやら歌詞やらがめちゃめちゃ好みで狂ったようにペンラを振った。5人に沸きまくった。
正直途中で猪狩担になりかけた。本当に危なかった。
とにかく5人とも背が高くて、細かった。
HiHiってほんと最強のアイドルだな〜と思ったしローラースケートがほんっとうにかっこよかった。
こうして私がHiHiにハマった半年間は、またたく間に過ぎていった。正直人生で一番幸せだった!!と胸を張って(?)言い切れる。
最後の方がちょっと雑で申し訳ないが、とにかく…
まとめ: HiHi Jets最強!!